主夫ときどきプログラマ

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Hatenaランチに行ってきた

Hatenaランチに行ってきた

【京都開催 feat.はてな】Cookpad Tech Kitchen #11 に参加した時に書いたアンケートがきっかけでお声がけいただいた。 カジュアル面談ということで、ランチをしながら一時間いろいろ話をしてきた。 アンケートはちゃんと書いたほうがいい。

カジュアル面談は過去にも何度かしたことがある。
Wantedlyや転職ドラフトがきっかけで、ランチをしながらとかSkypeでの面談などだ。
カジュアル面談は気楽でいいのだけど、就職の面接とちがってこちらに強い動機がない。
おそらく相手も少し興味をもっている程度なので、うまく話をできなかったこともある。
そんな時には時間を作ってもらったのに申し訳ない気持ちになる。
一方で少しずつ自分の持ってる考え方だとか、仕事で何を大事にしているかなどが見えてくることに繋がった。

ここ数年、自分は主夫だと謳いながらパートタイムでエンジニアの仕事をしているけれど、その中で「仕事の密度」のことを考えるようになってきた。
家事・育児をしながら働こうと思うと、どうしても働ける時間や時間帯に制限がでてくる。 限られた時間の中で成果をだして、やりがいなどの満足感を得るためには、無駄なことはやってられない。 意味のない慣例や慣習で時間を使っていては成果はでないし、満足感も得られない。 そうなると常にいろんな物事を改善して生産性を高めようというマインドが生まれてくる。

そして、それが出来るチームや組織で働きたいと思うようになったし、そういう組織はそれを良しとするマネージャーやリーダーがいないと生まれないだろう、と考えるようになっていった。 短い時間で成果をだし満足感を得るには、密度の濃い仕事をしないといけない。

なので今回は事前にそのあたりのことを整理してから面談に向かった。

はなしたこ

人事の方に案内され日替わりのランチを取りに行き、面談ではCTOの方とチーフエンジニアの方2人に対応いただいた。 和やかな雰囲気ではなしができた。自己紹介から始まり自身のことを簡単に話してからチームや組織のことを伺った。

チームや組織が目指すことについて

サービスやプロダクトが好きで愛情があってインターネットが好きでエンジニアリングが好き。
インターネットやWebの世界に貢献したいと思っている。
そして誠実な人。

という人たちを集めているとのこと。

だからチームごとにカラーが違ったりやり方が違ったりするけど、
向いている方向が同じだから、みんないろんなことを改善しようとするし、
別チームでうまくいったやり方を取り入れたりするし、
自己組織化されていっている。
なので会社や組織として目指すチーム像みたいなものはないけど、いい感じにチームはできていってる。

リーダーがトップダウン的にチームを作っていくもんだとおもっていたけど、エンジニアを信頼しボトムアップでチームが作られていっているようだ。考え方が逆で驚いたし、そういうことができるのってすごいと思う。

その他、社内での勉強会の話やサブグループの話などを聞いて 技術をベースにビジネスや組織を作っている印象を受けたし、 なによりエンジニアを資産として捉えて会社を作っているんだなと感じた。

いいよね、こういう会社。ほんとにいいと思う。

コミュニティ活動について

コミュニティ活動について聞かれたので、ここ1年の活動とその動機あたりを話した。
RubyKaigi2016への参加がきっかけでコミュニティ活動を始めたことや、OSS-Gateのことについての話をした。
OSS開発に参加する「入り口」を提供する取り組みについて共感してもらえたし、組織の長たる人とそういう部分で共感出来るのは嬉しいことだ。

いろいろなものがうまく揃ったらHatena開催も夢じゃないかも。

面談を終えて

会社の雰囲気やアイデンティティみたいなものに触れて、素直にいい会社だなぁと思った。
純粋にこういう環境で働いてみたいと思えた。
そしてHatenaという会社やプロダクトを、中の人を知ることでより一層好きになった。

最後に

対応いただいたスタッフの方、ありがとうございました。

Hatenaのまかないランチはおいしいよ!!