主夫ときどきプログラマ

データベース、Webエンジニアリング、コミュニティ、etc

じぶん Release Notes (ver 0.41.6)

masayuki14(ver 0.41.6)がリリースされました。更新内容は下記のとおりです。

とくに忙しいわけでもなく、とはいえやることは沢山あり、いろいろなことを少しずつこなし、いろいろなことを少しずつ進めてきた、そんな1ヶ月だった。なので、これといったものが思い浮かばない。 そう言いながらも、頭の中は仕事のことが何かしら巡っている状態で、直したいところばっかりが目について、あれもこれもやらないと、と堂々巡りしている。頭が休まっていないのだろう。

ここ2週間ぐらい風邪気味で、鼻周りがずっと調子が悪い。早く寝てちゃんと休め、と他人なら言うのだが、なんとなく夜更かししてしまう。お酒も飲んでしまう。ストレスがたまってるんだろうか。

パパ友にソロキャン行こうぜ、と誘われたので計画しよう。子供も大きくなり習い事などで家族キャンプができていないので、一人ででも行ってこようか。

Work

開発プロセスの標準化

開発組織全体での開発プロセスの標準化をしたいんだけどなかなかうまくいってない。これまでに品質が安定せず、開発の進め方も属人性が強く、障害もよく起こっていた経験があった。それを改善するために、開発プロセスをマニュアル化し、ドキュメントとテンプレートに落とし込み、プロセスとして複数人でのレビュー体制を整えて、さぁこれ通りにやってごらん、と、各チームのリーダーさん、よろしく頼むよ、と。そんなふうに進めてきた。

プロダクトを良くするため、品質を良くするために進めていた開発プロセスの標準化であった。が、意思の統一が全体でできておらず、うまく徹底できず一部でしかまともに運用されるに至らなかった。人間は変化を嫌うものだし、推進する部分を他の人に任せてしまうとうまくいかないですね。

なので、いまは自分で各プロジェクトに顔を出して、やってねやってね、こうやるんだよ、というのを伝えていっている。山本五十六の「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」ってのは本当にそうだなぁと思う。

プロジェクト共有のミーティングをはじめた

いろいろなチームやプロジェクトがあるが、各所で何が起こっているか、何を作ってリリースしているかというのが全体に共有できていなかった。なので共有する場をつくった。毎週決まった時間にエンジニアリングメンバー全体を集めて、プロジェクトの担当者にプレゼンで情報共有してもらうようにした。

ミーティングは発表者がなにかしらの利益を得ること、全員が参加者となることを重点にして設計している。またの機会にまとめようと思う。

アドベントカレンダー

エンジニアとして発信すること、学んだことや考えたとをアウトプットすることは大事なことだと思うのだけど、そういう行動をとる人は決して多くない。でも、やはり、やった方がいいので、なかば強制的にアウトプットする機会を作ることにした。

社内でアドベントカレンダーをやろうという案が出たので様子を見ていたところ、5〜6人しか主体的に手を挙げなかったので、強制的に全員をカレンダーに振り分けて、業務としてやってくださいということで進めている。
意外とみんなちゃんとやってくれていて、自分にとっても記事を書くいい機会になった。人に読まれることを意識して文章を書くことはとても大事なので、その辺も皆に意識してもらえるとよい。

顧客に会いに行く

CSチームの協力もあり、開発しているプロダクトのユーザーの企業を訪問した。実際に使っているユーザーと直接会話をすることで、プロダクトに対する考え方も変わるし、自分自身のプロダクトについて考える時の視点も増えた。CSチームや文章に変換されたものから伝え聞く内容と、直接会話して得られる内容では情報量がちがうので、ユーザーと接点をもつことは大事だ。
ただ、ユーザーは他にも大勢いるので、変なバイアスがかからないようには注意したいところ。

SlackでTODO管理

timesチャンネルが普及してきた。あってもなくてもどっちでもいい派ではあるが、いざ自分用のチャンネルがあることで、そこにメモしてみたり、ぼやいてみたり、思考の吐き出し場所として良い使い方ができている。SlackのUIが変わって、BookmarkをTODOのように使うのに良い感じなので、毎朝溜まったBookmarkの確認をして、タスクの整理をしている。
ただ、情報を集めることと情報をまとめることを同時にSlackではできないので、その辺が面倒くさくなっている。Botでさーっと集めて加工して times に出力できるといいんだけどなぁ。作るしかない。

Life

伊藤若冲

伊藤若冲の企画展が開催されていたので、相国寺に行ってきた。書き込みも緻密だし、色使いや構図が秀逸、なんだと思う。鶏もたくさんいたけど、花の絵が好きだと思った。

若冲錦市場にあるどこかの商店の主人だったらしく、早々に弟に家督を譲って隠居し、好きな絵を好きなだけ描いていたらしい。当時の絵師は武家や公家に抱えられて依頼された絵を描くのが一般的な時代で、好きに絵を描くことはなかなかできなかったようだ。しかも画材も高級品なので、若冲のように好きなだけ自由に絵をかけるような人は稀だったそう。いつの時代もお金がたくさんないと芸術は育たないのだなぁということだ。

相国寺も拝観し、法堂の天井に描かれた蟠竜図も素晴らしかった。紅葉はまだだった。

www.shokoku-ji.jp

サッカー主審

少年サッカーの大会で主審の笛を吹いた。初めてだった。学生の時に試合の笛を吹いたことはあるものの、ずいぶん前なので始まる前は緊張していた。始まってしまえば大したことなかった。

少年サッカーだと副審がおらず、主審がタッチラインオフサイドの判断をしないといけないので、その辺は難しいところだった。視野的にむりだろ、って感じ。今後シニアの試合でもやることはありそうなので、練習試合などでも笛を吹いていこうと思う。

Kyoto.rb

久しぶりにKyoto.rbにいってきた。大阪のfreeeオフィスでの開催ということもあり、大阪のRubyistもいた。久しぶりにお会いする方もいて、懇親会も楽しかった。

懇親会で同世代の人とはなしたが、みんなこぞってマネージャーになっていて、「みんなマネジメントやりたがらないし、年齢的にも立場的にも自分がやるしかないよな」という覚悟のようなムーブもいっしょで「でもコード書いていたいし、開発者に戻るのが夢なんだ!!」というのも共感しかなかった。

仕事をどうやって任せるか、誰に任せるかというところで、コミュニティに出入りするエンジニア -> 10〜20人に一人、マネージャーになってもいい人 -> 10〜20人に一人 自分の仕事を引き継がせたいと思える人 -> 10-20 x 10-20 -> 100人〜400人に一人、なので、規模を大きくしないと仕事を任せられる人材が出てこないのでは?という意見があった。
コミュニティに出入りするかどうかはともかく、エンジニアリングが好きな人は希少なので、小さい会社がどんどん潰れてそういうエンジニアが野に放たれて大手に集まる方がいいんじゃないか、という考えもあった。

似た悩みを抱えている人たちがいて、それはそれで安心した。

kyotorb.connpass.com

DevOps本とReact本を買った。DevOps本を中心に読んでいるのでReact本はまだあまり読めてない。

エンジニアリング組織ついて書かれた書籍をいくつか読んできたが、チームビルディングの文脈やエンジニアリングとマネジメントの文脈と同じような内容が書かれていた。ただ、いろいろな手法や分析のような内容には示唆に富んだものが多く、組織づくりの参考にできる部分は多いので、買ってよかった。

React本は最近の動向のキャッチアップのために買ったので、流していい感じに読んでおきたい。今年発売されたものなので内容は新しいし、冒頭を読んだ限りはわかりやすい構成だった。

セキスペ

更新のためのグループ講習を受けた。オンラインだったので参加自体は楽ではあったが、やはり初対面の人たちとオンラインでグループ課題を進めるという難しさはあった。ただ、みなさん同じようにベースの知識はあるし、思考力や表現力もあるので会話や議論自体はやりやすかった。

グループ課題の発表もそれぞれのグループの発表者はうまいことやっていて、みんな優秀だしそれぞれの企業で要職についているんだろうなぁという感じだった。 ただ、みんなセキュリティ関連の仕事をしているわけじゃないとのことなので、どうなってんだ?感はある。

落語

近所で落語が聞ける機会があったので小学生の息子と行ってきた。息子はえらく気に入ったようで、また行きたい、また行きたい、と言っている。1ヶ月ほど経ってもまだ熱が冷めないようなのでまたいこうと思う。

かけられたネタは「転失気」と「親子酒」だった。若手がでる場所だし上方落語なので「芝浜」とか「死神」を聞く機会があるかはわからんが、やっているうちは定期的に足を運びたい。