近畿情報通信講座① ―知って得するクラウドの動向―
http://telecon.or.jp/240627/seminar/syousai.html
というセミナーに行ってきたので、その内容をピックアップしてまとめた。
総務省のクラウド政策/オープンデータ政策の現状と課題
日本のICT(Information and Communication Technology 情報通信技術)について
インフラの整備状況や普及率は世界のトップクラスであるにもかかわらず、
国際競争力の評価は低い。ICTビジネスにおける仕組みが悪く、ビジネスが育たない環境である。
中小企業でのクラウド利用状況が低く、まだまだ認知度も低い。
これからは中小企業こそクラウド活用が望ましい。
中小企業のクラウド導入7つの壁
- 規制
- 費用
- 効果(可視化されていない)
- 人材
- 標準化
- セキュリティ
- 知的財産
感想
国のやっていることは規模が大きすぎて、身近に感じることが難しいです。
「フューチャースクール」という原口元大臣の始めた事業は
事業仕分けで3回廃止が決定したけど、政治判断で現状も続いている、とのこと。
事業仕分けって意味無いじゃん。政治家も分かっててやってんだろうなぁ。
京都におけるクラウドの挑戦
京都機械金属中小企業青年連絡会(機青連)との勉強会を経て
中小製造業がつかえるクラウドシステムを開発
「京都クラウドGOZAN」を開発->デモ
感想
これから中小企業向け(IT業界以外への)が増えていくのだろうけど、
オープン化と標準化がうまくできれば成功しそう。
ひとつのビジネスチャンスではあるのだろう。
Amazon Cloud で可能になる新しいITの世界
JAWS-UG #jawsug
アマゾンのユーザーグループ 九州がさかん(全県ある)
1次元蟻、2次元あり、3次元蟻
新たな道をきりはらくはなし。(by宇宙兄弟)
Amazonの3つのビジネス
- Eコマース
- マーケットプレイス
- クラウドコンピューティングサービス(スケールするWEBサービスインフラ)
クラウドコンピューティングとは?
「いつでも、必要なだけ、安価に」
電気インフラのイメージに近い。
AWSにおけるクラウドコンピューティングの定義
- 初期投資不要
- 自由自在なスケールアップ、ダウン
- 定額な従量課金
- 市場投入時間の短縮
- インフラ管理からの解放 -> 本来の業務への集中。ビジネスの差別化への集中をはかれる。
AWSリージョンとアベイラビリティゾーン
availability-zone は物理的に離れている。専用線で繋がっている。<事例>
東大空間情報科学センター
トーカ堂
既存システムを「えびすマート」を使ってコスト削減
http://www.ebisumart.com/
http://www.tokado.jp/
東京リージョンの利用が急拡大中
世界一の初年度成長速度。
IaaSの世界シェア60%
Hadoop利用の世界リーダー
S3に1兆オブジェクトの利用 65万/day
・分散アーキテクチャをカンタンに構築できる
疎結合なプロセスフロー
RDS:DBインストールされている
最適化不要、自動バックアップ、
マルチAZを使って自動レプリケーション、自動フェイルオーバー
S3データ保存の基板
リージョン選択、バケット作成 そこにデータを放り込む
保存データの暗号化されてる。
裏側では自動で3箇所にコピーされているので、耐久性が99.999999999%
1GB/month 10円
Dropbox -> S3 に保存されている。
感想
詳しいことが知りたければユーザーグループのイベントに参加する方が良いでしょう。
あとちゃんと英語のドキュメントを読めるようになりましょう。