主夫ときどきプログラマ

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リモートワークで人と会わなくなると集中力が下がるかもしれない

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意識を整理しよう

この半年から1年くらいで感じること。それはなんだか集中力が落ちてきたんじゃないかなってこと。 仕事中に無駄にメールチェックしたり、SNSをのぞいてみたり、興味もないニュースみたりしてしまう。

いやいやそれくらい皆してるでしょうと思うけど、以前の自分と比べるとそういう時間が多くなっているように感じる。 日記などの記録を残しているわけでなく体感なので、単なる思い過ごしの可能性は捨て切れない。

しかし紛れもなく増えていると感じているのだ。

リモートワークによるコミュニケーション量の変化

リモートワーク中心になったはここ6年くらいだが、昨夏頃までは週に1~2回は顧客のオフィスへ行ったり、コワーキングスペースへ行ったりしていた。そのため直接コミュニケーションする機会はあったし、ランチなどで仕事以外の話もしていた。

リモートワークと言ってもそこそこ出歩いていたのだ。

  ところが昨年は「仕事減らそうキャンペーン」を行なっていたので(だれが応募してくるんだ)、顧客のオフィスへ行くこともほぼなくなってしまった。週1~2回から月1回程度への激減である。そもため誰かに自分の事を話す機会も激減した。いま自分がはまっていること、好きこのんでいること、困っていることなどいろんな事を誰かと共有したり、笑いあったり、楽しんだりすることも同時に減ってしまった。

コミュニケーションが減るとどうなるかの考察

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人間にはいろいろな欲求がある。マズローの欲求説が有名ではあるが、これでいうところの「承認欲求」を得る機会も減っているのだろう。要は欲求不満が溜まってんじゃねーのっていう話だ。

何かしらの承認を他者から得るには、自分から何か行動を起こす必要がある。簡単なのは会話の中で「だよねー」とか「わかるわー」などの共感を得ること。この場合、承認欲求を満たせるとともに、意識の整理も行なっている。

 

意識の整理というのは「気になっている事が気にならなくなる事」である。例えば、ニュースやSNSで見聞きして気になった話題について話す事で、その後はその話題が気にならなくなる。欲しいものや行きたい場所があって、それについて誰かに語るうちに満足してしまう。といった具合だ。

これはプログラマーの世界で行われているラバーダッキングに似ている(やってる人みたことないけど)。アヒルのおもちゃに起こっている問題を説明することで、頭の中で問題が整理されて解決法が導かれるというものだ。要はアウトプットする事が大事だということである。

 

私たちは他者とのコミュニケーションを通して意識の整理を行っているのだろう。コミュニケーションが減ると意識の整理が行われず情報がどんどん積もっていき、集中力や思考力の低下を招くのではないだろうか。

私の場合はどうもこちらの影響が大きいように感じる。

 

んでどうすんの?

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先の考察によれば、現状ではインプットが多くてアウトプットが少ない状態だ、 と言えるだろう。

つまりインプットを減らしてアウトプットを増やせばよいのだ。

 

インプットを減らすのは簡単で、インターネットから離れればよい。インターネットを主戦場に働いているのでなかなか難しいが、これは意識してインターネットメディアから離れるしかない。もしくはプロキシを置いてTwitter Facebook HatenaBookmark あたりをブロックすればかなり効果がでるだろう。

 

次にアウトプットを増やす方法。1番いいのは人に会ってコミュニケーションをしっかりとることだろう。ただ今のライフスタイルはけっこう気に入っているし、そう簡単に外出を増やせるものでもないので、現実的にはブログエントリを増やしアウトプットする事だろう。現にこのエントリを書いていることで頭がスッキリしていくのを感じられる。

はい、ちゃんと人に会いに行く機会も増やします。

 

あとやっぱり一番いいのはたくさん寝ることだろうなぁ。